カジノで少しでも勝率を高めるためには、闇雲にチップを賭けるのではなくシステムベッティングと呼ばれる戦略を駆使することが大切です。
システムベッティングとは、カジノゲームなどのギャンブルにおいて、どのように賭け金を増減させるのかをルール化したものを指します。
攻略法や必勝法などと呼ばれることもありますが、システムベッティングを駆使することで安定したプレイを実現することが可能です。
また、カジノゲームで使えるシステムベッティングには様々な手法がありますが、グッドマン法もその中のひとつです。
システムベッティングの中には一攫千金を狙うことができるタイプの手法もありますが、グッドマン法は手堅く利益を積み上げていくタイプの手法となります。
ゲームに勝つたびに賭け金を増加させていくタイプの手法で、賭け金を「1・2・3・5」の順に増加させていくことから1235法とも呼ばれています。
また、連勝することで利益を積み上げていくタイプの手法なので、バカラ・ブラックジャック・ルーレットの赤黒といった勝率50%・配当2倍のゲームで使用することが大切です。
グッドマン法の具体的な使い方としては、まずベースとなる賭け金を決定します。
そして、最初のゲームではまずベース額をベットし、勝った場合は次のゲームの賭け金を2倍にしてください。
逆にゲームに負けた場合は賭け金をベース額に戻しますが、2ゲーム目でも勝った場合は3ゲーム目の賭け金をベース額の3倍とします。
3ゲーム目でも勝った場合は4ゲーム目の賭け金をベース額の5倍にしましょう。
また、ゲームに4連勝した場合は、それ以上賭け金を増加させることはせず、ゲームに負けるまでベース額の5倍を賭け続けます。
例えば、ベース額を1ドルと設定した場合、最初のゲームに勝った場合は次のゲームでは2ドルを賭けます。
そして、2ゲーム目でも勝った場合は賭け金を3ドルに増やし、さらに3ゲーム目でも勝利した場合は賭け金を5ドルに増額します。
その後はゲームに勝っても5ドルを賭け続けますが、もし途中で負けたら賭け金を1ドルに戻して最初からやり直しとなります。
以上がグッドマン法の基本的な使い方となりますが、この手法は連勝すればするほど利益を積み重ねることが可能です。
一方で、ゲームに負けた際に賭け金をベース額に戻すので、連敗が続いても損失額が大きくなりにくいという特徴があります。
連勝時にしっかりと利益を積み重ねていき、連敗が続いた際の損失を抑えることが可能な手法となっているので、グッドマン法は堅実にゲームを進めていきたいという方におすすめです。
加えて、ベース額を最小ベット額に設定すれば、少ない軍資金でも使用できるという特徴もあります。
なお、この手法は勝ち負けが交互に続くと損失が膨らんでいくので注意が必要です。
例えば、ベース額を1ドルに設定した場合において勝ちと負けが交互に続くと、2ゲームごとに損失が1ドルずつ増えていきます。
しかも、グッドマン法はローリスクではありますがローリターンな手法でもあるので、利益を大きくするには時間がかかります。
勝ち負けが交互に続いて増大した損失を回収するには大きな連勝をする必要がありますが、勝率50%のゲームであっても4連勝以上するのは簡単ではありません。
バカラやブラックジャックなどの勝率50%のゲームで2連勝する確率は25%、3連勝する確率は12.5%となりますが、4連勝する確率は6.25%と非常に低くなります。
単純計算で約16回に1回の確率でしか4連勝できないことになるので、もしこの手法を使って損失が大きくなった場合は、潔くゲームを切り上げるか、他のシステムベッティング法に切り替えることをおすすめします。